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日々思い浮かんだことを、気の向くままにあれこれと…
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こぎん刺し、アクセサリー作りと手芸好きの私ですが、こぎん刺しは材料入手困難により中断。アクセサリー作りは先生なしでは製作困難一人立ち出来ずに中断。
そして次なる私の手芸熱に火を付けたのは「編物」です!ここ上海で素晴らしい師匠に出会えたので、この熱は長~く続きそうな予感♪
やはり先生の力は大きいです。私がヨガにハマってきてるのも先生の力。ただ技術を教わるだけでなく、その世界の魅力を毎回毎回再認識させてくれるので、この先生について行きたい!と思わずにいられません。
そして先生方が人間的に素敵で、尊敬できるところをたくさん持っている。本当にこういう方々と出会えた幸運を感謝します。
編物の良いところ、程よい集中力、毛糸の柔らかさや色に触れることによる癒し効果という気がします。そして、家やカフェで一人で編むのも楽しいのですが、先生に教わったり、他の生徒さん達と一緒に手を動かす時間も楽しい。
私は女性大勢でランチしたりするのは苦手なのですが、編物しながらのガールズトークが最近心地好く感じるのです。たぶんお喋りに集中しないで、会話に加わったり抜けたり、一人ぼーっと休憩したりできる適当さ加減が良いのかなぁ?編物好きという共通項を持つ者同士、波長も合うのでしょうね。
日本では編物をする人が昔ほどいないですが、中国ではこんなところで?という場所で編んでいる人を時々見かけます。よく見るのが、自転車の見張りをしている人が外でなど…。
編物教室は先生のお宅かカフェなのですが、先日大きな窓際の席で6人で編んでいると、私達の様子の何に興味を持ったのか分かりませんが、外を通る人(主におじさん)が立ち止まって、しばらくじーっと見てる人が何人かいました。こちらの人は、気になることがあるとチラッと何気に見るのではなく、しっかりじっくり見ます。私達が視線に気付いておじさんを見ても、全然ハッとして目をそらしたりしません。だからと言って「何してるの?」という表情をするわけでもなく…。なんか変な感じですが面白いです。

 
昨日出来上がったグラニーバック!
コロンとして可愛いでしょう♪

 
ヘアバンドとシュシュ


そしてこちらはなんと、わが夫の編物初心者王道のマフラー!!!
「僕も編んでみたい!」と言いだし、先週の土曜日に初参加させてもらいましたー。笑えます。
こちらのニットサロンでも初の男性生徒です。
なんでも好奇心がわけば男も女も関係ないとは思いますが、まさか自分の夫が編物に興味を持つとは驚いた。そして、すっかり夢中になってあの日から毎日楽しそうに編んでいるのです。私は昨日もニットサロンに行ったのですが、「いいな~。会社休んで僕も行きたいなー」と本当に羨ましそうにしてました。
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中国のお正月(春節)は旧正月の暦を使いますが、端午の節句も旧暦です。
この時期になると、日本にいる時も義母から粽を毎年もらいました。
今年は私が通っている中国語の学校で、粽作りを教えてくれるというので参加してみました。
中国の粽は、豚肉を甘辛く煮たものをいれた「肉粽」と、小豆を入れた「豆沙粽」があります。ちまきと言えば日本人にとっては、おこわみたいな感じだと思うので、豆沙粽はちょっと甘いので少々妙な感じがします。好き嫌いが別れると思いますが、私はこの季節に1個くらいなら食べてもいいかな~。

 
竹の皮でコップを作るようにして、もち米を入れて、包んで行くのですが、焚く前のご飯はもちろんサラサラなので、竹の皮を安定させてしっかり持っていないと、ポロポロこぼれてしまいます。

 
ほとんど先生に巻いてもらって、どうにかこうにか凧糸みたいな糸でぐるぐる結びました。

 
この日は粽のほかにも、ワンタンも作りました~。
お義母さんと一緒に何度か包んだことがあるのですが、作るたびにこの包み方がわからなくなってしまう。


粽は蒸すのに時間がかかるということで、次の日学校で配られ、この日は誰か(誰だ?)が作ったものを食べました。
ワンタンの具に「芹菜」という春菊みたいな味のする、中国野菜がたっぷり入っていたのですが、それが青臭くてわたし的にはとっても美味しかった!自分でもワンタンの包み方を忘れないうちに作りたいと思います。
久しぶりにクラスメイト達との家庭科の調理実習のような時間が、楽しかったです。
私が通っているのは「上海工程技術大学」と言って、体育館があるような大きな大学で、本来は服飾の学校なので若い学生達がいます。その学校の1フロアが語学学校になっています。8割くらいが日本人の奥さんで、2割くらいが他の国の人という印象です。私が去年入った時は、空き教室がいくつもあって、クラスの人数も6~7人だったのですが、今はすごく増えて、今回ちまき教室に参加したのは全員ではないと思うけれど、50人くらいいたように思い驚きました。上海には似たような語学学校がたくさんあるのですが、この学校が特に多いのか、他の学校も同じ感じなのか…。
他の大学に行ってた人で、こっちに移ってくる人もいるので、良い学校なんだろうなとは思います。
この間も蘇州に遠足に行ったり、冬にはお楽しみ会をしたりして、始めはそういうのは面倒だと思ってましたが、学校生活が長くなってきたせいか、案外こういうのも楽しいと思えるようになってきました。学校側が色々工夫してくれてるのが有難いと感じます。
鮮度の落ちた有機野菜を買うか、鮮度はいいが農薬が気になる市場の野菜を買うか…。
スーパーに行って「今日は何が美味しそうかな~?」「何が安いかな~?」「何が旬かな~?」と物色する普通の日々が、なんと有難く楽しいことだったのかと、しみじみ思う。中国に来てから、スーパーに行っても「わー!○○作ろう!」とワクワクするような食材に出会えないのが寂しい。料理をする意欲も下がり、外食がすごく増えた。
と言ったところで、美味しいお店は少ないし…。友達同士、食べ物屋さんの情報交換をする時も「あそこの店美味しかったよ。…ごめん、美味しいは言い過ぎた。普通に美味しい程度。日本と比べちゃ駄目だよ。」という会話がしばしば。別にこれは、グルメぶった嫌味な会話ではなく、期待させてがっかりさせては悪いという配慮から、正確に伝えあっているのだ。
もちろん中国にも美味しいものはいっぱいある。けれど、日常的に食べたい物はやはり、日本的なごはんなのだ。家で食べるようなものが満たされないのは、なかなか残念なものだ。

そんなところに、学校の同学に素敵なお店を紹介してもらい、最近はその店に行くのが楽しい!
日本人の方が有機野菜と日本食材、雑貨などを売っている、ちょっとしたスーパー。詳しい事は知らないが、どうやら2人で色々買い付けてきて分けてくれていて、その種類がどんどん増えている。頼もしい開拓力で、私達の求めるものを増やしてくれているのだ!なんという奇特なお二人。本当に有難いです。
このお店のおかげで、我が家の食卓が少し豊かさを取り戻しました。先日の梅もこちらで購入しました。

そして、嬉しい事に家の近くに日本人の野菜ソムリエさんが日本家庭料理のカフェをオープンしたのです!早々に行ってみたら、魅力的な内容でこれから頻繁に利用することになりそうです。野菜たっぷりで味も本当に良く、店の雰囲気も日本のカフェがそのまま来たみたいです。日本人みんな求めている内容だと思うので、これは人気店になるのは間違いないでしょう。

 
私が食べた日替わり定食


夫が食べた鶏団子定食
毎年GWが終わる頃になると、スーパーに梅やらっきょうが並び始める。
私もらっきょと、紫蘇ジュースを作るのが恒例になっていたところだが、上海でも野菜コーナーで見てはいるものお目にかかることはないだろう。日本に帰った時に母のらっきょに期待する。
私の母のらっきょを食べたら、市販の物は食べられない!と思うくらい美味しいのだ。結婚するまで私はほとんど料理をしなかったのだが、やっぱり自分で作るようになると「あの味を自分の手で!」と思うようになるものだ。
私が母の料理で受け継がなければと思ったものは、らっきょ、紫蘇ジュース、南蛮漬け。考えてみると、酸っぱいものばかりだなぁ。
去年私が漬けたらっきょは失敗。何故かコリコリした歯応えが残らなかった。

季節物を作るというのは、生活が豊かな感じがして、なかなか良い気分。
次に挑戦してみたいのは「梅干し」。うちの母が作っていなかったので、ハードルが高い気がしていた。
夫が「最近の梅干しは減塩されていて、しょっぱくない!しょっぱい梅干しが食べたい」と兼ねてから言っていて、探してみると本当にしょっぱい梅干しはなかなか売っていないので、作ってみようかなぁ~と思ってはいたものの、身近に「簡単よ~」と言ってくれる人がいないと、なかなか手を出す気になれない。らっきょや紫蘇ジュースを人に振舞うと、すごいすごい!と言われるけれど、作ってみると難しくないので、要は「やる気」なのだと思う。
運良く半熟梅が手に入り、梅を乾かすザルと保存瓶を用意しようとしていたところ、梅を買って3日くらいで黴てきているではないか!シワシワになってきているのや、腐ってきているのもある!(同じ梅で同じ環境にあっても、こんな様々な傷み方に別れることに別な興味をひかれる!)
梅ってこんなにデリケートなの?
結局私でもすぐ出来そうなのは梅ジャムだったので、梅ジャムに変更。
あんまりジャム作りに魅力感じないなぁと思いながら、以前テレビで糸井重里がジャム作りにハマっていると言っていたのを思い出す。私は糸井重里さんが好きなので、糸井重里さんが面白いと思う事を、私も思えるといいなぁ~と思ったところ、予想以上に楽しかった。これはハマるかもしれない。煮詰めている工程が良い!
だけど、こんなに出来ちゃったジャム。いつ食べ終わるんだろうか…。
舌触りなんかはバッチリなのだが、なんとなく苦い気がする。これが梅ジャム特有の美味しさなら人にあげられるんだけど微妙だなぁ~。
誰かもらってくれませんか?


2キロ買った半熟梅、3分の2に減っちゃった


なんとなく捨てられなかったプリンの瓶が役立った!
労働節の連休を利用して、杭州に行ってきた。

「上有天堂、下有蘇杭」
上界には天国があり、下界には蘇州・杭州がある。

中国の蘇州と杭州の美しさを天国に例えている言葉で、蘇州には何度も行ったが杭州は初めてだったので楽しみにしていた。
上海にも緑も川もあるにはあるけれど、やはり人間純粋な自然が恋しくなるときがある。そして静けさも。
上海にいると、なかなかゆった~りと静かに過ごすことができない。そういう雰囲気の場所はあっても、それが壊される要素が簡単に訪れるのだ。声が大きい人と得体の知れない匂い。どうもこの国の匂いに馴染めない。街の匂い、食べ物の匂い、印刷物の匂い等々…。夫も日本に来た当初は、日本の新聞の匂いが駄目だったと言っていた。
上海の虹橋から高速鉄道で45分。杭州駅は有名な観光地なので栄えていたが、私達が行った「富春山居」は車で1時間ほどの場所にある、自然が豊かな場所でした。静かで無臭!!!こんな綺麗な場所、中国に来て初めてでした。

 
「富春山居」は茶畑のある広い敷地内にあり、ゴルフも出来るリゾートホテル。
水墨画のような穏やかな風景に本当に癒されました。

 
贅沢なホテルで、今回随分旦那様に気張ってもらって感謝感謝!
ヴィラもあって、いつか泊まりたいね~と目標が。

 
湖を眺めながら食事やお茶が出来るテラスもあります。
スタッフは笑顔を見せてくれるし、サービスも普通でした!(注:すごくいい!という意味です)
お客さんの質も良くて、大騒ぎしている人達にも数回しか会いませんでした!


なんとヨガスタジオもあります!
インド人ぽい男の先生が教えてくれます。真剣なヨガで、心と体のために週に3回はやれと何度も言われました。
「ここは静かでリラックスできるから、ヨガをするには最適ですね~」と言ったら、「自分の家でも静かな環境は作れる!やれ!」との厳しいお言葉。

ホテルの周りには何もないので、ホテルの中でだけ過ごしたのですが、スパやジムもあるし、昼寝をしたりぼんやりしたりの2泊3日。とっても贅沢なひと時でした。
食事も良かったですよ~。とくに朝食!

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