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日々思い浮かんだことを、気の向くままにあれこれと…
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「やわらかい手」という映画を見た。
ストーリーは難病の孫の治療費を稼ぐ為に一肌脱ぐ女性の話で、その稼ぐ方法が、風俗店で顔は出さずにサービスするという方法。彼女のやわらかい手が人気を呼んで、売れっ子になったはいいけれど家族に秘密の仕事だった。
映画館で見た予告もコメディタッチだったし、ジャンルもコメディになっていた。けれど…見てみるとこれコメディ?って感じだ。くすっと笑っちゃう場面もところどころあったけど、なんだか重くて悲しい気分になった。
この映画を見て思い出したのが、恐らく私が20代前半に見た「欲望という名の電車」。これを見た当初すごく面白く(興味深く)感じたのを記憶している。細かいストーリーを忘れかけた数年後、会社の上司(当時40代男性)と何かの拍子にこの映画の話をした。その上司からは小説等も色々紹介してもらっていて、好みは似ていると思っていた。けれどその上司は「悲惨な悲劇だ」と言い、私は「シュールな喜劇だ」と言った。お互い信じられない!他の映画と勘違いしているんじゃないか言うくらい。その時の上司が私を見る目は本当に信じられない者を見る目で、きっと私もそうだったと思う。
悲劇と思うか喜劇と思うかは主観的なものとはいえ、珍しいように思う。「やわらかい手」を見てその時の変な気持ちを思い出した。そこで「欲望という名の電車」をもう一度見てみた。
もう一度新鮮な気持ちで、強く引き込まれる映画だった。
そして今回はなんと悲劇だと感じる私なのであった!
記憶違いではなく同じ映画なのに!なんだか自分が信じられない気分。
今思い出したが、初めて見た当時、1950年代の白黒映画なんてつまらないだろうと偏見を持っていたが、こんなに面白いなんて他にも見たくなり、似たような作品を探し「何がジェーンに起こったか?」という映画を見て、今となってはすっかり内容は忘れてしまったけれど、やっぱり「シュールな喜劇」と満足した覚えがある。
俄然見たくなってきた。
けれど、あの上司と話してすぐ見ていたら私はどう感じていただろう。

 
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セリーヌ・ディオンのライブDVD「A New Dey」をみた。
特別好きって訳ではなかったけれど、ラスベガスに専用の4000人収容できるコロシアムを作り、5年間毎回満席の大盛況のステージがDVDになり、その宣伝をテレビで見たときに、セリーヌ・ディオンのかっこ良さはもちろん、舞台の背面全体がLEDスクリーンになっている装置やダンサーの表現にひき付けられて買ってみた。
セリーヌ・ディオンってなんて素敵な人なんだろう!今日からファンになった!
そのDVDには世界各国のセリーヌファンが、ライブの日を心待ちにしている様子や、現地に向かう途中の興奮とか、どれくらい自分がセリーヌが好きかってことを語るシーンが、次々と映し出すところがある。
私はそれに登場している人達の様に誰かの熱烈なファンではないので、その情熱を羨ましく感じた。 あんなにも興奮して喜んでいる人を見ることって、そうそうないので、それを共有できたらどんなに楽しいだろうなぁ。
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