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日々思い浮かんだことを、気の向くままにあれこれと…
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学生の頃よく友達とミスタードーナツに行った。
私は大概オールドファッションを食べ、友人Kはミートパイ。友人T美は名前は忘れたが、フワフワしたドーナツに粉砂糖がかかり、上にブルーベリージャムがたっぷり乗っていて、更にジャムのまわりにホイップクリームが一周してるという、とんでもなく甘ったるそうなものを食べていた。
時々別のものに浮気したとしても、やっぱりコレに戻ってくる。
Kのお気に入りのミートパイは食べ方にも特徴があり、ここに記すのは少々抵抗のある方法なので省略するが、食べるのに時間がかかる。お金のない私達はドーナツ1個と飲み物で何時間も居座っていたので、食べ方も含め私もマネして食べてみると、なるほどその食べ方が楽しく、且つ美味しいと思った。
しかしブルーベリーの方は全然試す気になれない。
他人の好きなものにケチをつけたくはないが、よくそんなに甘そうなの毎回食べれるねぇと私とKからの白い目も気にせず、T美は本当に嬉しそうに美味しそうに食べていた。

ある日父がミスタードーナツを買って帰ってきた。
父は岩みたいな風貌でありながら甘い物が大好きで、いろんなものを買ってきた。
だが父は店員とのコミュニケーションが苦手で、ショーケースの中のお菓子を指差し、「んっ(これ)、んっ(手で4つ!)」という買い方をするので、色々な種類ではなく、同じものを人数分。それがあのブルーベリーのドーナツだったのだ!
うわーT美以外にもこれを食べたいと思う人がここにいたー!と思った。もちろんT美と父以外にもファンはいるんだろうけど…。
そして仕方なく口にしてみると、なんとなんとイケるではないか!
想像よりジャムはあっさりしていて、ドーナツの粉砂糖もそんなに気にならないし、ホイップクリームが全体をまとめてすごく美味しい。
T美!美味しいね!と思ったが、その美味しさが分かったのは、卒業してT美とは既に音信不通の間柄になってから。

時々職場とかで人から「なんでもいいからお弁当買ってきて~」と頼まれたりすると、なんでもいいって言われても~と責任を感じる。だけど、お弁当に限らず、外食の時などいつも自分で自分のを選ぶとワンパターンになりがちなので、誰かに選んで貰って新しい発見をしたいと今は思う。

夫はカフェとかでケーキを食べる時、ケーキとココアという組み合わせをしたりする。やっぱりそれはマネ出来ない。

パウロ・コエーリヨとの出会いも友人から
最初は全然意味が分からなかったが、今は好きな作家の1人。
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「人見知りをする人を信用する」と、俳優の中井貴一さんが言っていた。
中井貴一さんてなんか好きで、その心理に興味が湧いた。
まだ十代と思われる女優さんに対してのメッセージで、想像するに彼女は人見知りをして現場で硬くなっていたのだと思う。恐らく打ち解ける間もなくその仕事は終わったのだろう。考えてみれば、まだ十代の子が大人の社会にいるだけでも、どう振る舞ったら良いのか戸惑うだろうに、役者として求められていることに応えてるってすごい。

私も昔は人見知りをしていた。
バイト先とかでカチンコチンだった記憶がある。
学生の時に友達と時々行っていたカフェがあり、そこの店員さん達がおしゃれでカッコ良く憧れていた。ある日その店がバイトを募集している事を知り、思い切って応募して働ける事になった。入ってみたら憧れてた通り、夢や個性的な趣味を持つ魅力的なメンバーだった。
みんなと仲良くなりたいと思いつつ、緊張してろくに話せない日が続いた。
みんな気さくで優しかったけれど、ある日ある人に「全然喋んないね。つまんないって言われない?」的なことを遠回しに言われてしまったのだ!ガーン!!ズキーン!!!だった。つまらない奴、つまらない奴。私はつまらない奴なんだ…。とかなりへこんだ。
子供の頃から大人慣れしてるとかでなければ、その年頃の子は誰だって大なり小なり人見知りするのは普通だろう。だけどその頃は、人見知りは経験値で克服するものではなく、面白い奴にならないと克服出来ないと思ってしまった苦い思い出。
中井貴一さんは50歳(Wikiped調べ)、キツ~い一言を言った彼女はあの頃の私には大人に見えたが20代ソコソコなのでそんな発言をしても仕方ないが、もしあのバイト先で中井貴一さんのように「人見知りなんて対したことじゃない。私は貴女の演技を評価してるし、役者としての将来にも期待している」的なことのカフェバージョンで励ましてもらえたら、すごーく気が楽になって嬉しかっただろうなぁ。と思った。
中井貴一さんは「人見知りをする人を信用する」主義と言うより、彼女のコンプレックスが女優業に影響しないよう、優しく暖かいエールを送ったんだろうと私は解釈する。
人見知りが災いして、損したり悲しかったり辛かったりした事は他にもたくさんあり、人見知りする自分が嫌だったけど、いつからか思い出せないが、全然しなくなっている。人と打ち解けるのに時間が必要なタイプと、きっかけが必要なタイプがいるのではないかなーと思う。
このところ知り合う人がたまたま大人だけど人見知りな人で、最初は愛想ないなー。なんでだろ?なんて思っていたが、数回会ううちに打ち解けて全然愛想もある面白い人だということが分かる。
なんだか最初から調子良い人より、後から評価上がって得じゃーんって気がした。



我が家はりんごをたくさん食べる
りんご12個、きゅうり2本、茄子2本合わせて49元(市場価格)
私は毎日ヨーグルトを食べている。
甘い物は大好きだけど、ヨーグルトは無糖がいい。けれど中国で無糖のヨーグルトを見つけるのは楽ではない。
フルーツ入りを見かけることが多い。食べたことはないけれど、すごく甘そうな感じ。
ペットボトルの緑茶やウーロン茶を買う時は、加糖か無糖か確認しないといけない国で、数年前までは加糖が一般的だったそう。

けれどヨーグルトというのは、そのまま食べるよりオリゴ糖といっしょにとることで、より腸内で良い働きをするらしい。まえは無糖で食べていたけれど、それを知ってから蜂蜜を使うようになった。
夫が「Forest Honey」と書かれた蜂蜜を買ってきた。たぶん森にある花から採った蜂蜜なんだろう。 今まで蜂蜜についてそれ程気にしたことがなかったが、アカシアとか蓮花、みかん等の蜂蜜を良く見かける気がする。 このブランドの蜂蜜には他にも「Mountain Honey」「Wild Flower Honey」と、興味深い名前。山に咲くいろんな花や、野に咲くいろんな花の蜂蜜ってこと? なんだか一種類の花よりリアルな感じだ。 味比べをしてみると、それぞれ特徴がある。「Mountain Honey」は蜂蜜の味でありながら黒糖のような風味があったりする。色や濃度なども気にして見ると違うものだ。 よくよく考えれば当然なんだけど、こういう発見って生活を楽しくしてくれるな~。

Orange Blossom Honey Rosemary Honeyと、普通のもある。
左2つは空瓶。薄ーい蜂蜜ではありません。空瓶ってなんか捨てられない。
ひさびさのブログ。
このところ「中国結び」にハマっている。
まえに中国語学校の課外クラスでやった時は全然面白さが分からなかったのに、今回はなぜか面白い。
きっかけは、卯年産まれの娘に金のうさぎのチャームを買った時に、中国結びでブレスレットにしてもらったのだが、中国の縁起担ぎ感が濃く、別の色の糸で編み直したかったから。
中国の人は干支や縁起物がモチーフの玉や金を身につけている人が多い。邪気払いやお守りの意味があり、年男・年女の時は赤や金の物を身に付けるというのは代表的な習わしらしい。そう聞くと、勝手にアレンジして身に付けることに少し躊躇いはあるが、次の卯年の時に赤い紐で作り直して娘にあげることにして、それまでは私の好きにしようと思う。
金のうさぎを買ったお店では、店員さんがあっという間にスルスルと編んでくれて、とても簡単そうに見えた。別の色の糸にしたいだけだから、そこの店員さんに教わりたいくらいだったけれど、取りあえず日本人の方がやっている中国結び教室に行ってみた。そしたらその先生の作るものに素敵な物が多くて、興味が湧いてきたのだ。
編物と同じように、編む事に没頭する楽しさと、図を解釈して組み立てるという頭を使う集中力が良い。ボケなそう。

娘が大きくなった時のことをよく考える。日本と中国のハーフの我が子。お母さんは日本人だから中国のこと教えられないよーと言うのは情けない。中国らしい何かを身に付けておかねばと思うので、その1つとして中国結びというのはアリかな。
うん、娘のお友達にも教えてあげよう!なーんて想像しながら、復習に励んでいる。
使い道はないけど、どんどん作ってしまうストラップは、そうだ!娘の学校のバザーに出そう!なーんてことも想像している。
 

before


after 私の好きなターコイズブルーにしました。


色によって中国結びっぽくなくなる。
上海も梅雨入りしたのか、爽やかな初夏とは言い難い湿度の高い日が続いている。
上海に来る前はショートだった髪が、今はロングの仲間入りをしている。バッサリ切りたいけれど、癖のある私の髪をなんとかしてくれそうな美容師さんとの出会いはまだない。
ひとつに結いているけれど、なーんかオシャレじゃない!たくさんシュシュを作って気分を変えてはいるものの、やっぱりなーんかオシャレじゃない。
私の重い黒髪が災いしているのだ。そしてこの湿度が拍車をかけている!
髪型がキマらないとどうしてこうも気持ち良く過ごせないものなのか…。
お団子にしておけば涼しいし、いいかも♪と、お団子にしてみたが、上手に出来ない!えーん!どうしたらいいんだーと悩んでいたら、カルフールに行った時にヘアアクセサリー屋さんの店頭で、お客さんがアップにしてもらっているとかろが目に入った。
どうやってるんだ?と、近くに行ってじっくり見てやった。日本では近くでじっくり見るなんて失礼な気がして遠慮するけど、ここではそれが許されるのだ。
なるほどーふむふむと見ていたら、店員さんが私にもやってくれるというので椅子に座ると、あっという間に編み込みプラスお団子の可愛い頭になっちゃった!
嬉しくてたまらなかったが、いくらここで売ってるピンを使っても自分では同じ髪型は出来ないから、そう伝えると、別の可愛い髪型に結ってくれた。だけど同じく自分では出来ない凝ったもの。
だーかーらー私でも出来る簡単なお団子にしてよーと伝えると、「だーかーらーピン買ってくれれば、毎日結ってあげるって言ってるじゃん!」
は?急に中国語が理解できた。それで家は近い?とか、自分で出来なくても大丈夫とか言ってるなぁとは思っていたけれど、まさかそんな素晴らしいサービスの説明をしてるとは思わず、聞き逃していたらしい。
そういえばさっきから何人かの人が髪をアップにしてもらって、サッサと帰っていっていた。
「本当に毎日来ていいの?」と聞いていたら、隣で結ってもらっていた人が「私毎日来てるよー」と話に入ってきた。
俄然ピンを買う気になって選びだしたが、なかなか気に入った物がない。
これでもいいかぁ~という程度のを見つけたが、500元もする。「300元くらいので他に可愛いのない?」と言うと、また別の客が
「500元高くないよ!美容院代が浮くんだから」と言ってくる。
それはそうだけど、気に入らない物は買いたくない。
けれど一応選んでみた。
その後本当に結ってもらいに行っているが、他の常連さんのピンを見せてもらうとなかなか可愛い物を持っている!きっと新しい可愛いのが入ると此奴達が先に買ってるのだな?
まぁ常連の特権だから仕方ない。
ピンを買って髪を結ってくれるサービスも素晴らしいが、中国人女性達とこんなお喋りをして中国語会話のレッスンが出来るという特典がついてきた!


なんか、ハエみたい…。
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