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日々思い浮かんだことを、気の向くままにあれこれと…
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Oさんのリクエストで南京に行った。
上海から南京へは新幹線で1時間半くらい。もっと遠いところかと思いましたが案外近い。
南京と聞くとやはり「南京大虐殺」が浮かぶ。Oさんの目的もずばり「南京大虐殺記念館」を見たいとのこと。私と夫は少々気が重かったのですが致し方ない…。


記念館の敷地に入ると、虐殺の際の苦しむ人々の像がたくさん並べられている。
戦争中に起こる民間人への被害というのは、どの国にも共通する。被害を与える立場の人間の心情は様々とは思うが、正気とは思えない。正気を殺して、または無くしてまですることが、戦争の勝ち負けと関係あるとは思えない。極限状態の人間の欲?極限状態になったら私にも理解できるのか?
今まで戦争について考えさせられることは度々あったが、今回は日本がしたことという視点で、これでもかこれでもかと現実を突きつけられて居た堪れない思いがした。
身近に戦争の被害にあった人がいなくなりつつある日本人。戦争を二度としない日本は、戦争に対しての思いが他の国の人とはだいぶ違うだろう。

気を取り直して昼食に向かった先は、金陵飯店というホテルの中にある「梅苑中餐庁」。北京ダックは言わずと知れた北京料理の名物だが、南京にも「南京ダック」という料理があるとのこと。


こちらが「南京ダック」蒸したアヒルでした。
味付けは、あっさりとした塩味。
右奥は馴染みやすい部分だが、左手前は少々とっつきにくい見た目。


更にこちらは、アヒルのどの部位かと言うと舌の脇というか筋?軟骨?ちょっと説明しにくい部分。
まぁ、食べない部分はないくらい工夫を凝らして料理になってしまいます。
Oさんは何も物おじせずに、パクパク気持ちよく食べていきます。
他のお料理もおいしかった。


はじめて食べた「桂花酒醸丸子」というデザート。
酒粕風味のシロップにもちもちした小さいお団子と鶏頭米という実が入ってます。素朴な味。
日本の中華料理屋さんでのデザートは、杏仁豆腐とマンゴープリン、タピオカが定番ですが、これもあったらいいのになーと思いました。


世界遺産の一部の「明孝陵」という明の王様のお墓に行きました。
お墓の裏に物凄いお宝が隠されているとのこと。もしかしたら何十年後、何百年後に発掘する時が来るかも!?念力で透視できないかと思いましたが、残念ながら私にはお宝の存在を感じることはできませんでした。
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Oさんは私が前に勤めていた会社の上司で、今は退職されて悠々自適な生活をしていらっしゃります。
在任中は上海事業に人力を尽くし活躍されました。
私と夫は社内結婚の為、中国贔屓のOさんは私達に退職後も何かと声が掛かります。夫の転勤が決まった時も「遊びに行くから泊めてね!」と嬉しそうでした。本当にすぐにでも飛んで来そうだったので、私が少し生活に慣れてからにしてくださーい!と一応釘を刺させてもらいました。
そしてOさんは約束を守り、先週いらっしゃいまいした。
来る前に「お土産なにがいい?」と聞かれたので、遠慮なく切実に欲しかった「すのこ(小)」と「バスマット」をリクエスト。「すのこ(小)」というのは私が願望から作りだしたサイズだったようで、実際には押入れ半間が基本だそう。そこでOさんはなんと!

 
ホームセンターで材料を買い、組み立てるだけの状態にして持ってきてくれた!!
私のリクエストのサイズ!ネジ穴も開けて、お風呂場で使うと言ったので滑り止めまで付いている!!
なんとまあ!!
会社にいた頃Oさんの前で「できない」とか「言い訳」を言ったら、口にしたことを後悔するくらい厳しい人でしたが、Oさん自身「すのこをお土産に持っていくと決めたら、何が何でも持っていく」人なんだなぁーとしみじみ思い出しました。
リクエストはしたものの、大きい物なので本当にスーツケースに余裕があったらお願いしますという程度で、半分は期待していなかったのに。


ジャーン!完成型!!
これ以上大きかったらお風呂場に置けないドンピシャなサイズ!
お風呂が大きくて跨ぐ時危なかったり、バスマットを床に直にひくと、すぐ湿って冷たかったのが、今は快適!Oさんのお蔭です。
有難うございました♪

こんなものを買ってみました!
「布マスク」です。
日本はいつからか、ガーゼのマスクから柔らかい紙の使い捨てマスクに移行しましたが、上海では布マスクが主流です。
でもバスや電車の中には「マスクしてよ~」という人はいっぱいで、どこで見かけるかというと、バイクに乗っている人がつけているのです。中国の昔の映像を見ると、自転車だらけの印象ですが、今は自転車3割バイク7割という感じです。そのバイクがスクータータイプの物もありますが、自転車みたいのが多く、便利そうなので私も是非乗りたいのですが、夫の会社で禁止されているので乗れません。(ちなみに自転車も)
しかもその自転車バイク、わたし的には可愛く見えます。可愛いのを選べばですけど…。
中国で乗れなくても、日本に買って帰りたいくらいですが、残念ながら日本のパワー(?なんと言えばいいのだ?)と規制が違うとのこと。
私は地味なマスクを選びましたが、皆さんすごく個性的な柄のマスクをつけてます!
上海は空気が悪いし、乾燥しているので「これはいい!」「しかもエコ!」と思い、買いに行きましたが、シンプルな柄を探すのが大変でした~。
だけどまだ日本人で布マスクをしている人に会ったことがありません。変かなぁ?

先日夫がなぜか会社で何も入ってない饅頭をもらってきて、食べたらとっても美味しかった!
皮が美味しいのかなぁ?日本でもあんまんや肉まんをコンビニとかで買って、二つが重なってしまったり、下の紙を剥がす時に思いのほか皮がなくなってしまった場合、美味しさが半減!
中華料理屋さんに行くと「花巻」というのがあり、あれも大好き。


会社でもらったのはこんな感じ。
それから最近ではお腹の調子も良いので、ローカルな食べ物にも挑戦です!
 

学校の周りにも饅頭屋さんが何軒かあるので、バスを待ちながら食べちゃったりしてます。
写真のようにメニューがたくさんあり、何が何やら分からず、いつも指を差しやすい位置にあるものを頼むので、「具なしまん」かと思ったら「中身があった」ということもしばしば。美味しかったからまた食べたいと思っても名前がわからないということも。
味は店によりますが、この饅頭だいたい1個1元前後(12円ちょっと)なので、高望みは欲張りすぎでしょう。二つ食べれば満足するので、お財布に優しいランチです。

「食べて、祈って、恋をして」という映画をDVDで見た。
ジュリア・ロバーツ主演で、ローマ、インド、バリを旅する話なんていかにも面白そうだが、滅茶苦茶な日本語字幕で全然楽しめなかった。
こちらで買うDVDは時々そういうものがある。海賊版だから仕方ないけど、翻訳ソフトのまんま!という感じ。
始めはそれでも、きっとこういう事だろうと推理して見ていたが、変な翻訳がかえって邪魔で訳がわからなくなってくる。英語解らないけど、いっそのこと字幕ない方が、もしかしたらわかるかも!なんて期待して、字幕をオフにしてみたが、やっぱり解らなかった。
想像するに、主人公は離婚を機に自分が求めているものは何かを解りたくて、旅に出て色々な人との出会いや、出来事から何かを掴むという話しだと思うのだが、そもそも何が不満で、結局何がわかったのか、残念ながら私には読み取ることが出来なかった…。

「自分探し」という言葉、どうも私は好きではない。
自分の何を探すのか。本当の自分?本当に自分がやりたいこと?だったら今の自分は誰なのか?今している事は誰かが決めたことなのか?と屁理屈を言いたくなってしまう。
仕事上の立場や役割、人間関係、忙しない日常の中で、ふと気付いたらそこに喜びはなく、ただ単に流されているだけかも!と思った経験は私にもある。だけど冷静になれば、自分を見失う程流されたりはしない。
早い時点で「なんか嫌だなぁ」と、気付けないような、本当に見失ってしまった人は探しに行った方がいいけど、「自分探し」という言葉の中には、今の自分は自分をさらけ出す事を抑えているけど、本当はもっと素敵なはず!という意味が含まれていて、自分のしたいように生きる「きっかけ」を探している時に使ってるんじゃないかという気がする。
それでも私はあまり共感はできないけど…。
「自分探し」より「自分作り」の方がいい。
今の自分以上に、人生を楽しみたいとか、素敵になりたいなら、自分が理想とする人物像をデザインして、そこに近づく方が建設的な気がするのだ。 かつての自分とか、まだ自分でも気付いていない自分というのは、それほど求めていないから、今そうしてないってことじゃないかと思う。
なんだか映画の感想とは全然違う内容になっちゃった!ちゃんちゃん♪


ローマでの手の使い方レッスンが面白かった!
ボジョレーヌーボーの解禁が気になるようなタイプではない。
夫はお酒が苦手だし、私も飲む席は好きだけれど家ではそんなに飲まない。2人で食事に出かけても、中ジョッキ1杯とかグラスワイン1杯で気が済んでしまう。(が、相手が飲む場合は中ジョッキ4杯、ワインなら一人1本までは付き合う)
私たち夫婦は健全というか、夕飯の時間も、寝る時間も早い。
でも先日は外食にも関わらず、あまりに早い時間に夕飯を済ませてしまって、このまま帰るのがもったいなく感じ、日本にいる時は外食のあとは、もっぱら「上島珈琲」でお茶をするのが恒例の私達だが、ワインバーに寄ってみた。
上海にはワインバーがたくさんあり、私達が住んでいる地区には珈琲を飲める店より多いくらい。日本ではワイン通でもないのにワインバーに入るなんて躊躇するが、こちらではまだ旅行者気分なのか「入っちゃえ!入っちゃえ!」と思いきれてしまう。
大人になったらホテルのバーで一人でカクテルを飲んだり、スーツを着たりするんだろうな~と高校生くらいの時うっすら思っていたが、気付けばそういうことをせずにイイ歳になっていた。なんだか大人っぽい空間や時間を味わうことを忘れてきてしまった気がする。それを取り戻そうと躍起になるのは避けたいけれど、ちょっとラッキーな状況だなと思った。
そして、日本人が大勢居住する地区だけに、近所に住む友人を「今飲んでるんだけど、来ませんか~?」と気軽に誘えるのも素敵。
突然のお誘いに快く飛んできてくれたMちゃん、ありがとーう!!


ちなみに上海にも「上島珈琲」という名のチェーン店がいっぱいある
日本の「上島珈琲」と関係あるのかわからないけれど、上海のは食事メニューが豊富でレストランみたい。
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