category:美味しいもの
夫が夏休みで、1年ぶりに日本に帰ってきました。
1年ぶりと言っても、去年は私を迎えに来てくれただけのほんの3日の滞在だったため、日本を味わうというよりも準備にバタバタでしたから、今回は純粋に帰省を楽しんで欲しいと思いました。
今朝上海に戻ってしまいましたー。
自分のことだけやっている、気ままな妊婦生活を楽しく過ごしていた私ですが、やっぱり二人で過ごす楽しさや安心感に浸ってしまうと、夫が行ってしまった後の部屋はガラーンと静かで、正直ぽかーんと寂しさを感じます。
ま、2~3日経てば調子は戻るでしょう!頑張ろう!
私には会う度に好きになる、憧れているカップルがいます。
夫の叔父夫婦で横浜で中華料理屋さんをやっています。
計算すると、おそらく軽く60代は超えていて、もしかして70近いの?という年齢なのですが、話していると全然親戚の叔父さんという雰囲気じゃなく、友達は言いすぎかもしれませんが、少し年上のいとこみたいな感じ。
ちっともエラソーじゃなくて軽いんだけど、料理はこだわってるし、頭の中もとってもグローバル。料理に関して聞けば、真剣さが分かるのですが真剣さを人に伝える必要はないように思っているのか、なにげな~く簡単に作っちゃっているような軽やかさ。厨房を覗くと「お!真剣な顔」を目撃し、おおぉーー!やっぱりこの美味しさは真剣に作ってるからだよねぇと、気付かされます。
人柄だけでなく、味も本当に好き。
何十年も連れ添ってるのに奥さんは叔父さんの事を「苗字+さん」で呼んでるからという訳ではないのですが、なんか夫婦というよりカップルというか、息が合ってて仲良しなのに個人というか、説明しにくいのですが、とにかく二人の空気がよいのです。
このお店、大正元年創業の老舗です。なんと99年!来年100年!
歴史はあるし、常連客も多いですが、本当に全然エラそうじゃないです。
ガラスに「CHINESE RESTAURANT KAKOUTEI」の文字が本牧っぽい。
店内もレトロです。
中華料理店なのに、神保町にありそうな喫茶店の雰囲気も漂ってます。
お店は昭和の雰囲気。映画のロケにとかに使えそうにノスタルジック。
大好物の巻揚げ
ここに来たら必ず食べます
酢豚もはずせない!酸っぱいです。
酸っぱい好きの私達は、ここまで酸っぱく味付けにしてもOKと知ったのはこの味かも!?
ワンタン
あっさりスープが美味です。
料理は基本的に広東中華。
化学調味料を使わず、麺以外は全て自家製です。
酢豚のようにパンチのある味付けもありますが、ほとんどの料理がシンプルでやさしい味なので、毎日食べたいくらい!
レトロな店に素朴な中華。実年齢的には老齢夫婦のゆったりした店なのですが、二人のキャラは酢豚のようにパンチがあります。だけどもてなしの雰囲気は押し付けがましくなく、温かく幸せな気持ちになって、最後のスープも飲み干したくなるワンタンみたい。
二人は毎年秋に1~2ヶ月お店を閉めて、リュックを背負って長期の旅行に行きます。行く場所はアジア、ヨーロッパ、インドと様々で話していると色々な楽しいエピソードが出てきて、そんな経験をするには、どれだけ旅行に行ってるんだ?と思い、「あ!この二人もう60年以上生きてるんだった!」とハッと思い出すのです。旅行の話をしている二人は20代の学生みたいに自由です。
フランスのパンは最高!と言って、ハード系のパンを朝買って頭に乗せて帰ってきたり、インド土産のダージリンティは本当に美味しかった。さすが美味しいものを知ってるというか、中華だけの人達じゃないんだなぁと思わされつつ、やっぱり美味しいものが好きな人達なんだな~とも…。
頭の良さ、博識なところが単純に好奇心からきている感じが本当に素敵です。
こんなに嫌味がなく、色々な面でバランスが良く、楽しくて優しくて面白くて、若い!憧れない訳がないね。
「華香亭」
横浜市中区本郷町3-64
1年ぶりと言っても、去年は私を迎えに来てくれただけのほんの3日の滞在だったため、日本を味わうというよりも準備にバタバタでしたから、今回は純粋に帰省を楽しんで欲しいと思いました。
今朝上海に戻ってしまいましたー。
自分のことだけやっている、気ままな妊婦生活を楽しく過ごしていた私ですが、やっぱり二人で過ごす楽しさや安心感に浸ってしまうと、夫が行ってしまった後の部屋はガラーンと静かで、正直ぽかーんと寂しさを感じます。
ま、2~3日経てば調子は戻るでしょう!頑張ろう!
私には会う度に好きになる、憧れているカップルがいます。
夫の叔父夫婦で横浜で中華料理屋さんをやっています。
計算すると、おそらく軽く60代は超えていて、もしかして70近いの?という年齢なのですが、話していると全然親戚の叔父さんという雰囲気じゃなく、友達は言いすぎかもしれませんが、少し年上のいとこみたいな感じ。
ちっともエラソーじゃなくて軽いんだけど、料理はこだわってるし、頭の中もとってもグローバル。料理に関して聞けば、真剣さが分かるのですが真剣さを人に伝える必要はないように思っているのか、なにげな~く簡単に作っちゃっているような軽やかさ。厨房を覗くと「お!真剣な顔」を目撃し、おおぉーー!やっぱりこの美味しさは真剣に作ってるからだよねぇと、気付かされます。
人柄だけでなく、味も本当に好き。
何十年も連れ添ってるのに奥さんは叔父さんの事を「苗字+さん」で呼んでるからという訳ではないのですが、なんか夫婦というよりカップルというか、息が合ってて仲良しなのに個人というか、説明しにくいのですが、とにかく二人の空気がよいのです。
このお店、大正元年創業の老舗です。なんと99年!来年100年!
歴史はあるし、常連客も多いですが、本当に全然エラそうじゃないです。
ガラスに「CHINESE RESTAURANT KAKOUTEI」の文字が本牧っぽい。
店内もレトロです。
中華料理店なのに、神保町にありそうな喫茶店の雰囲気も漂ってます。
お店は昭和の雰囲気。映画のロケにとかに使えそうにノスタルジック。
大好物の巻揚げ
ここに来たら必ず食べます
酢豚もはずせない!酸っぱいです。
酸っぱい好きの私達は、ここまで酸っぱく味付けにしてもOKと知ったのはこの味かも!?
ワンタン
あっさりスープが美味です。
料理は基本的に広東中華。
化学調味料を使わず、麺以外は全て自家製です。
酢豚のようにパンチのある味付けもありますが、ほとんどの料理がシンプルでやさしい味なので、毎日食べたいくらい!
レトロな店に素朴な中華。実年齢的には老齢夫婦のゆったりした店なのですが、二人のキャラは酢豚のようにパンチがあります。だけどもてなしの雰囲気は押し付けがましくなく、温かく幸せな気持ちになって、最後のスープも飲み干したくなるワンタンみたい。
二人は毎年秋に1~2ヶ月お店を閉めて、リュックを背負って長期の旅行に行きます。行く場所はアジア、ヨーロッパ、インドと様々で話していると色々な楽しいエピソードが出てきて、そんな経験をするには、どれだけ旅行に行ってるんだ?と思い、「あ!この二人もう60年以上生きてるんだった!」とハッと思い出すのです。旅行の話をしている二人は20代の学生みたいに自由です。
フランスのパンは最高!と言って、ハード系のパンを朝買って頭に乗せて帰ってきたり、インド土産のダージリンティは本当に美味しかった。さすが美味しいものを知ってるというか、中華だけの人達じゃないんだなぁと思わされつつ、やっぱり美味しいものが好きな人達なんだな~とも…。
頭の良さ、博識なところが単純に好奇心からきている感じが本当に素敵です。
こんなに嫌味がなく、色々な面でバランスが良く、楽しくて優しくて面白くて、若い!憧れない訳がないね。
「華香亭」
横浜市中区本郷町3-64
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〉minmin
私がいない間に、上海でも美味しい巻き揚げを食べられるお店を探しておくように!よろしくね~
〉いわさん
同じ好みですね!日本では甘酸っぱい酢豚が多いですけど、酸っぱいのが強いのがいいですよね~。
上海の家の近くの「千秋」(うちの近くの地下にある店の方)も結構酸っぱかった気がしますよ。
上海の家の近くの「千秋」(うちの近くの地下にある店の方)も結構酸っぱかった気がしますよ。
〉Iさん
是非試してもらいたいです!
叔父の店は少々行きにくい場所にあるんですが、巻揚げの美味しい店でしたら、横浜の中華街に「楽園」という広東料理の店があって、そこもお勧めです。
ちなみに中華街の中華菓子は重慶飯店が有名ですが、私は「菜香」という店のお菓子が好きです。
叔父の店は少々行きにくい場所にあるんですが、巻揚げの美味しい店でしたら、横浜の中華街に「楽園」という広東料理の店があって、そこもお勧めです。
ちなみに中華街の中華菓子は重慶飯店が有名ですが、私は「菜香」という店のお菓子が好きです。
〉マリリンさん
近いと逆に行かないものですよね。
そして中華街って、どこに入ったらいいのかよくわからない!
お気に入りが出来ると楽しくなります。
そして中華街って、どこに入ったらいいのかよくわからない!
お気に入りが出来ると楽しくなります。
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