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日々思い浮かんだことを、気の向くままにあれこれと…
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中国のお正月(春節)は旧正月の暦を使いますが、端午の節句も旧暦です。
この時期になると、日本にいる時も義母から粽を毎年もらいました。
今年は私が通っている中国語の学校で、粽作りを教えてくれるというので参加してみました。
中国の粽は、豚肉を甘辛く煮たものをいれた「肉粽」と、小豆を入れた「豆沙粽」があります。ちまきと言えば日本人にとっては、おこわみたいな感じだと思うので、豆沙粽はちょっと甘いので少々妙な感じがします。好き嫌いが別れると思いますが、私はこの季節に1個くらいなら食べてもいいかな~。

 
竹の皮でコップを作るようにして、もち米を入れて、包んで行くのですが、焚く前のご飯はもちろんサラサラなので、竹の皮を安定させてしっかり持っていないと、ポロポロこぼれてしまいます。

 
ほとんど先生に巻いてもらって、どうにかこうにか凧糸みたいな糸でぐるぐる結びました。

 
この日は粽のほかにも、ワンタンも作りました~。
お義母さんと一緒に何度か包んだことがあるのですが、作るたびにこの包み方がわからなくなってしまう。


粽は蒸すのに時間がかかるということで、次の日学校で配られ、この日は誰か(誰だ?)が作ったものを食べました。
ワンタンの具に「芹菜」という春菊みたいな味のする、中国野菜がたっぷり入っていたのですが、それが青臭くてわたし的にはとっても美味しかった!自分でもワンタンの包み方を忘れないうちに作りたいと思います。
久しぶりにクラスメイト達との家庭科の調理実習のような時間が、楽しかったです。
私が通っているのは「上海工程技術大学」と言って、体育館があるような大きな大学で、本来は服飾の学校なので若い学生達がいます。その学校の1フロアが語学学校になっています。8割くらいが日本人の奥さんで、2割くらいが他の国の人という印象です。私が去年入った時は、空き教室がいくつもあって、クラスの人数も6~7人だったのですが、今はすごく増えて、今回ちまき教室に参加したのは全員ではないと思うけれど、50人くらいいたように思い驚きました。上海には似たような語学学校がたくさんあるのですが、この学校が特に多いのか、他の学校も同じ感じなのか…。
他の大学に行ってた人で、こっちに移ってくる人もいるので、良い学校なんだろうなとは思います。
この間も蘇州に遠足に行ったり、冬にはお楽しみ会をしたりして、始めはそういうのは面倒だと思ってましたが、学校生活が長くなってきたせいか、案外こういうのも楽しいと思えるようになってきました。学校側が色々工夫してくれてるのが有難いと感じます。
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鮮度の落ちた有機野菜を買うか、鮮度はいいが農薬が気になる市場の野菜を買うか…。
スーパーに行って「今日は何が美味しそうかな~?」「何が安いかな~?」「何が旬かな~?」と物色する普通の日々が、なんと有難く楽しいことだったのかと、しみじみ思う。中国に来てから、スーパーに行っても「わー!○○作ろう!」とワクワクするような食材に出会えないのが寂しい。料理をする意欲も下がり、外食がすごく増えた。
と言ったところで、美味しいお店は少ないし…。友達同士、食べ物屋さんの情報交換をする時も「あそこの店美味しかったよ。…ごめん、美味しいは言い過ぎた。普通に美味しい程度。日本と比べちゃ駄目だよ。」という会話がしばしば。別にこれは、グルメぶった嫌味な会話ではなく、期待させてがっかりさせては悪いという配慮から、正確に伝えあっているのだ。
もちろん中国にも美味しいものはいっぱいある。けれど、日常的に食べたい物はやはり、日本的なごはんなのだ。家で食べるようなものが満たされないのは、なかなか残念なものだ。

そんなところに、学校の同学に素敵なお店を紹介してもらい、最近はその店に行くのが楽しい!
日本人の方が有機野菜と日本食材、雑貨などを売っている、ちょっとしたスーパー。詳しい事は知らないが、どうやら2人で色々買い付けてきて分けてくれていて、その種類がどんどん増えている。頼もしい開拓力で、私達の求めるものを増やしてくれているのだ!なんという奇特なお二人。本当に有難いです。
このお店のおかげで、我が家の食卓が少し豊かさを取り戻しました。先日の梅もこちらで購入しました。

そして、嬉しい事に家の近くに日本人の野菜ソムリエさんが日本家庭料理のカフェをオープンしたのです!早々に行ってみたら、魅力的な内容でこれから頻繁に利用することになりそうです。野菜たっぷりで味も本当に良く、店の雰囲気も日本のカフェがそのまま来たみたいです。日本人みんな求めている内容だと思うので、これは人気店になるのは間違いないでしょう。

 
私が食べた日替わり定食


夫が食べた鶏団子定食
明日から日本に一時帰国します♪
5か月ぶりの日本!とっても楽しみです。
中国は旧正月(今年は2月3日)を祝い、その前後が長い休みになります。既に帰省ラッシュが始まっているようです。
私は明日から帰りますが夫は仕事の都合でまだ帰れず、1日も帰れない可能性が少なからずあり、そうならないように祈るばかり。夫は日本生活が長いので今となっては日本に帰りたいと思っている中国人なのです。
日本に帰ったら、「相棒」見に行きたい!とか「自由が丘のチゲ鍋の店に行きたい!」「伊豆の温泉に行きたい!」あれしたい!これしたい!と日頃から2人で話しているので、私一人で楽しむのは微妙な気分。どうにか帰れるといいなー。
本日はしばらく離れる上海を味わうべく、私が上海で一番好きなお店にランチに行きました。
「Anna Maya」という桃江路×衡山路にあるベジタリアン・カフェ。
黄色い外観が目をひきます。内装はアジアンテイストなのですが、フランス租界にあるせいかヨーロッパの雰囲気も漂い、飾ってあるものもごちゃっとしつつも調和が取れて素敵。オーナーのセンスが素晴らしい。オーナーは日本の女性で、この方に料理の説明をしてもらうと、どれもこれも美味しそうに聞こえてワクワクします!そして本当にどれもこれも美味しい!「美味しい!」と伝えると本当に嬉しそうな笑顔を見せてくれるので、ここの店に来るととっても幸せでいい気分になるのです。
しかも彼女は語学が堪能!このカフェのお客様は場所柄国際色豊かで、聞こえてくる言語も様々です。私達がいる間にその方々に合わせて彼女が使った言葉は、中国語、フランス語、英語、日本語。しかもペラペラペラペラ流暢に話していました。ほー!素晴らしい!美味しい料理が作れるだけでなく、言葉も操れるとは、本当に尊敬の眼差しです。
美味しい料理に、リラックスできる雰囲気、気付けばランチに3時間もかけていました。
とても満たされたランチでした。

 
遠目からも目立つお洒落な外観
立派なカメラを持つカメラっ子達が、店の前で写真を撮っていました。

 
本日は赤カブと里芋のポタージュ、サラダ数種、トマトとさつま芋のグラタン、デザートにココナッツとバナナのプリンを食べました。
画像は前に行った時に撮ったもの。マッシュルームのスープ。

 
サラダ。
マクロビオテックなベジタリアンカフェなので、サラダと言っても生の物は少ないです。


ベジバーガー
お腹いっぱいで、この時はデザートは食べれませんでした。
デザートも色々あって、みんな美味しそう。
夫は今日頼んだお汁粉も、すごく美味しかった。
自家製のレーズン酵母のパンが焼けた!
見よ、この画像を!



これって失敗?
上の面がボコボコだけど?
パウンドケーキに似てるなぁ。
食べてみた感想は、ずっしり。まわりはサクサクというか、ポリポリな触感で嫌いではないし、味も美味しいんだけどなんとも微妙。
夫は「お餅みたいで美味し~い!」と無邪気な感想をくれました。
手作りって愛着わくし、失敗と言い切るのが残念だけれど、これは失敗か?成功か?と疑問を感じているだけに、成功ではないんだろう。
まー1回目の天然酵母パンですし!もともとハードル高いと思っていたんだから、食べられるだけよし!ってことにしよう。
ホームベーカリーでも2次発酵後した後取り出して、成型してから羽取って箱に戻せばいいのかなぁ?
やっぱりオーブンじゃないとダメかねぇ。ブツブツブツブツ… 
味はいいんだけどねぇ。ブツブツブツブツ…
今日で来海3ヶ月目!
本当に嫌になったら日本に帰るね~と言いながら、お陰さまで本気で嫌にはならず3か月目を迎えることができました。まぁ、ここまで来ればきっと大丈夫なので、夫も安心したことでしょう。
お祝いにリッチな気持ちになろうと、上海に来て初ホテルでアフタヌーンティーをしに行きました。

その前に、ずっと食べたかった小笼煎包(焼きショウロンポウ)を朝食と昼食を兼ねて食べに行きました。
最近は日本でも小笼煎包屋さんがチラホラ出来ていて、自由が丘にもあったので時々食べてましたが、初めて食べた時は「なんて美味しいんだー!!」と感激しました。


昨日行ったお店

 
4つで5元(62円くらい!ひぇ~)3セット頼んだので6個ずつ。(はー200円しない…。)
(自由が丘では1つ100円…。ううう)

 
しかしこれはなかなか食べるのが難しい!
普通のショウロンポウと同じく、中の肉汁を溢さないように食べたいのだが、とにかく熱い。一口でパクッといけば肉汁を無駄にせずに済むけど、熱くて到底無理。上の方をちょこっとだけかじって穴を作り、チューっと吸い込めると成功するけれど、箸が四角くなので持ちにくく安定した面を上にできない!いじくりまわしているうちに、狙った場所ではないところが破れて肉汁が溢れ出てしまい、ああああーーー!!!というジレンマ。
上の画像は上手に食べている夫のもの。夫は熱がりながらもスマートに食べ進めていた。
私はもともと箸の使い方が変なので(注:夫は中国人ですが、私は日本人です)頭を横にしてすくうように食べてみたり、相当無様ですが、周りが中国人だと思うと必死な姿をさらけ出すことに、抵抗がなくなるのは何故だろう???

 
食べ終わったお皿。
汁の量で、どちらが私のお皿か一目瞭然。
西洋人には無理と思われます。フォークを使うことを想像すると面白い。

アフタヌーンティーにそなえて、お腹を軽くしておくつもりが結構お腹いっぱいになしまい、時間まで歩きまわって腹ごなし。大きな本屋さんに入りましたが、パラパラ見てみてもやっぱり私には読めないので、旅行のガイドブックのコーナーで日本をどんなふうに紹介しているかを、写真だけ見て楽しむ。嘘でしょってくらい写真が古くて面白かった。

 
この日選んだのは、老舗の「和平飯店」
ロビー等高級な雰囲気でいい気分でした。ホテルマンは一見ちゃんとしてる感じでしたが、え?今舌打ちした?とか、お客さんがいても堂々と道をふさいだまま従業員同士話してたりして、面白いやら悲しいやら複雑な気分になりました。
日本のホテルのアフタヌーンティーの時間帯なら、平日は奥様グループ、休日ならカップルや女の子でいっぱいですが、ここは静かで落ち着いた感じでした。  

 
薄暗くムーディーなので、画像も暗いです。
ここではとっても親切で気持ちの良いサービスでした。
紅茶は美味しかった。お菓子の味はまぁまぁ許せるというレベル。東京ではありませんからね。
量が多くて食べきれなかったので、夫が打包(take out)すると言うので「えー!高級ホテルで~?」と思いましたが、中国はだいたい打包できるので、まぁ夫が言ってくれるんだから、いっか~?と思って成り行きを見ていると、全然普通のことのように箱に詰めてくれました。
優雅な気分のままで家に帰りたいと思いつつ、ホテルを出れば現実の世界へ。
万博が終わったせいで、中断していた工事が始まり、良くない排気を出すトラックが動き出し、上海は埃っぽくなったよう。

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