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日々思い浮かんだことを、気の向くままにあれこれと…
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「誰も知らない」「歩いても歩いても」の是枝監督の映画「空気人形」を見に行った。
どの映画も静かな日常が淡々と描かれていて、ハラハラドキドキするようなテイストではないのだけど、実はショッキングな内容なのだ。驚かせたいという意図のある作品は、作り方も過激で刺激的で、それはそれで面白いけれど、是枝監督の映画の場合、自分が経験した過去の悲しかったり、切なかったりした記憶を思い出すようにズシーンと残ってしまう。だから、何も語りたくなくなるのだ。言葉にして誰かに説明しても、意味合いは正確ではなく、伝えること自体意味がないかもというか。それより一人で感傷に耽りたいような。
映画の内容と実体験は何もリンクしていないのに。
内容はある男が持っている、空気人形がある日心を持ってしまい、恋をして様々な人間的な感情を経験するという話。空気で膨らんで形を保っているので、抜けてしまうと足さなければならない。人形が恋した相手に空気を補充してもらうシーンがあり、なんとも胸が切なく苦しくなり、そして官能的。官能的と書くと、どうしても杉本彩が思い浮かんでしまい、ニュアンスが違うので、もっと相応しい言葉を思いつきたいところだけれど、残念ながらわからない。人形を羨ましく思った。これについては誰かと話し合いたいなぁ。
サウンドトラックが映画にぴったりで素晴らしい。映画を見終わってすぐに買い、昨日からずっと流しっぱなし。
本当に切ないないというのは、苦しいのだけど、映画やドラマなどでは切なくなりたくなってしまうんだよなー。

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