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日々思い浮かんだことを、気の向くままにあれこれと…
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谢谢,上海!
再見,上海!

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上海生活を終える時期がやってきた。
常にこの時を意識してきたくせに、いざその時が来ると全然準備ができてない。
残り少ない時間に上海でしておきたいこと、行きたいところを考えるが、特別思い付かないので、もう充分という気もするけど、慣れ親しんだ場所や習慣と別れるのは、とても寂しい。
勝手にあと1年くらいはいるんじゃないかと、もう一周上海の季節を過ごせると思っていたので、色々なことに挨拶をせずにお暇するような、ムズムズした気分。
本帰国しても、きっと上海には旅行で来るとは思うけど、今感じてる感じは味わえない。
来た頃は早く日本に帰りたいと思っていたけど、今は名残惜しく感じるくらい上海が好き…かというと、好きって程ではないかもしれないけど、自分の生活の場所として、しっくりきちゃってる。
あ~あ。もうちょっといたいなー。
もうちょっといたところで、私の中国語はそれほど成長しない気はするが、もっとペラペラになって帰りたかったなー。

心残りはせっかく始めた篆刻。
彫ってみたい絵に到達できなかった。

私は変わってしまった・・・。
とっても嫌な人間に。
昔はもっと良い人だった気がするのだけど、どうしてこんなになってしまったのだろう?
以前は人間的に成長したいと思い、日頃の言動や行動を振り返って気をつけていたように思う。
今足りないと思うのは、辛抱 だ。
すぐ怒ってしまう。
すぐ嫌味を言ってしまう。
気分で行動してしまう。
このことに一番被害を受けているのが夫だ。って言うか夫だけ。まあ、少なからず娘も。
狭〜い世界で生きているので関わる人間が少ないからこの程度で済んでいるが、逆に狭い世界で生きているからこそ、社会での顔になる機会が少なくて、素のままの自分でいられることが災いしている気がする。
素のままの私は我儘で子供っぽくて本当に嫌なヤツ。
変わってしまったと言うより、本来の姿なのだろう。
社会で人とたくさん関わっていると気を遣うけれど、恥ずかしくない振る舞いが板につくのは良いことだ。
原因がわかったのだから、今の自分の状況でも、やれるだけ気を引き締めないとと思う。
エスカレートしたらやばいやばい。
私は本の虫という程ではないが、読むものが何もない状況はあり得ない。
日本に帰った時に1年くらい読むものに困らない量を見繕うが、チェックしている作家だけでは足りないので、話題になったものや昔読んですっかり記憶をなくしたものなどで補う。
今「ノルウェイの森」を読んでいる。
発売当初売れに売れた小説で、私も読んだものの全然内容を覚えていない。いまいちピンとこなかったという印象を持ったことは覚えている。
そして数年前に映画化されDVDでも見たが、それはほんの数年前にもかかわらず、松山ケンイチとなんとか凛子が出てて、監督は日本人ではなかったことくらいしか覚えていない。
けれど今再度小説で読む「ノルウェイの森」には、ものすごく引き込まれている!
我ながら不思議。
以前つまらなかったものが、時期を変えると面白く感じることは時たまある。
だけど、もしかしたら「ノルウェイの森」に関してはまた時間を置いたら、どんな内容だったか忘れるのかも…とふと思った。
そしてその時、3度目の「ノルウェイの森」では引き込まれたことは覚えてるのかなぁ…と思ったので、久々にブログに残しておこうと思った次第であります。

しかし、取りあえず補充という感じに買ってきた小説達なのに、このところ全て面白い。
と言うか、日本語の読み物が貴重だから、無意識に大事に大事に読んでいるのかもしれない。
まあ、最近では電子書籍なんてツールもあるけれど、どうもねぇ。。。

日本は桜の季節かな?
毎年この季節になると日本が恋しくなる。
中国にも桜はあるけど、私はたぶん日本で毎日通っている道が桜によってガラリと雰囲気が変わり、春が来たー!ってことを感じたいんだと思う。
春の空気を吸い込んで、心がリフレッシュする感じが最高だ。
中国で桜を見かけると、日本での私の馴染みの桜や思い出の桜の風景を思い出してきゅんとくる。
幸せな気持ちに胸がいっぱいになるとともに、今そこに自分がいない寂しさも。
けど、それも悪くない感じ。


昔は葉桜になると、花見の終わりを感じて残念に感じたけど
葉桜もいい。
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