忍者ブログ
日々思い浮かんだことを、気の向くままにあれこれと…
[1]  [2]  [3]  [4
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

少々ご無沙汰しました。
上海も春めいた日が増えて、のんびりぼんやり過ごしております。
気付けば上海生活も8カ月が過ぎ、色々覚えなきゃ!とか、色んなところ行きたい!とか、友達作らなきゃ!とか生活を便利に工夫するぞ!とかの諸々の興奮状態の時期は終り、ようやく自分のペースが安定してきた気がします。しかし、この自分のペースというのが、日本で過ごしていた感じと同じかというと、もちろん同じ部分もあるけれど、以前の自分とは違うなぁと感じる部分も多い。具体的に書くのは難しいけど。

今日は特にこれと言って書きたい事がないので、最近あったちょっと笑っちゃったことを書く。
いつも行ってるTASTEというスーパーの建物の中には、フローズンヨーグルトの店や、バトミントングッズ店、雑貨屋など色んな店も入っていて、その中のアロマテラピーグッズの店に欲しい物があって行ったところ、閉まっていた。電気も消えてるし、準備している様子はない。昼休みでいないだけかなぁ?ちょっと待ってれば来るかなぁ?などと思っていたら、どこからともなく人が現れ「この店に用?」と声をかけてくる。「今日は休みかなぁ?」と聞くと「電話してあげる」とアロマテラピーの店主に電話してくれたが通じない。諦めて帰ろうとすると、「もう一度かけるから待ってて」とのこと。だけど繋がらない。せっかく親切にしてくれるので、しばらく店の前で待ってたが、なんだか手持無沙汰で落ち着かないし「また来る」と言って帰ろうとすると、「こっちに来て!こっちに来て!」と3店舗くらい先にある高麗人参とかスッポンとか扱ってそうな雰囲気の店に入って、椅子を出してくる。どうやらそこの店員だったらしい。
親切は嬉しいけれど、アロマテラピーの店員がどれくらいで来るのか、さっぱり見当もつかず待つのは、やはり居心地が悪いので「近所に住んでるから、また来るね!謝謝!」と言って帰ってきた。

別の日。真珠城の中でラルフローレンのニセモノのカシミヤニットを見ていて、男物しかなかったから「女物はある?」と聞くと「ここにはないけど、取ってくるから何色がいい?」と言うので、小さめのⅤネックのグレーが欲しいと言うと、店員はどこかへ消えた。
しばらく待ってると持ってきた。けれど持ってきたのはアバクロのグレーのニット。どちらも偽物なので、ブランドは別にどうでもいいけど、そこにあるラルフローレンのグレーとは色合いが違うし…。カシミヤじゃないし…。
けれど息を切らして戻ってきた店員に悪い気がして、とりあえず試着してみることに。けれど、試着室がないのでお店の奥まったところで試着する。そして鏡もない。「鏡見たい」と伝えると、「こっち来て~」と手招きする方について行くと、店を出て他の店に入って行って「鏡貸して」と話してる。とりあえずそこで見せてもらったが、上半身しか映らないし暗くて色がよくわからない。
今日オープンしたばかりの店で、1番目のお客さんだよ~!と言う。
私には関係ないが、まあ、安いしシンプルなデザインで持っててもいっかぁというニットだったので買った。

その場その場で、なんとか対応できるものである。
準備万端じゃないとお客様に失礼という考えはないらしい。
近くのお店同士助け合うのは普通と言えば普通だけれど、なかなか日本では遭遇しない類の内容で面白い。

去年の夏はまだ中国の水に警戒して、冷たい飲み物の氷も避けていたので、口に出来なかったスイーツ!
ホワホワのかき氷!雪よりもフワフワ!口に入れるとあっという間に溶けちゃう。
 
友達が食べた「抹茶&あずき」


私が食べた「きな粉と黒ゴマ」
断然「抹茶&あずき」の勝ち!
カレー皿レベルの大きなお皿に盛り盛りで、食べきれないかと思ったけれど、全然食べれた。
次はマンゴー味のを食べたい。
PR
食料は今までほとんど日系スーパーかカルフールを利用していましたが、日系スーパーはコンビニくらいの規模で品数が少ないし、カルフールは人が多すぎて(主に中国人)騒々しく雰囲気があんまり好きじゃない。
そんなところに、家の近くにTASTEという大型ストアが出来たので、最近はここを利用することが多くなりました。
各国の食品が揃っていて、調味料など「これはなんだろう?」と興味のわくものがいっぱい!駐車場もあるし、広くて見やすいし、私はいいと思うんだけどいっつもガラガラ。まぁ、それが知れ渡ってカルフールのように込んでしまうと困るので今のままの方が良いですが、つぶれてしまわないかが気がかりです。
時間があると、商品を隅々見るのが楽しいです。商品にドイツ製とか、日本製とかプレートがついていて、国によってパッケージのデザインの特徴を見るのも面白いし、ビールはドイツのを買ってみようかな?とかその国のイメージで選んだり!
そして「なんだこれ?」と好奇心を掻き立てられたのが、中国製のお菓子。

 
ポテトチップなのですが、何味が見えますか?

 
左:レモンティー味
右:角煮?
他にもブルーベリーやストロベリー、なんとキュウリ味もありました!
味の方は、レモンティーはうっすぅ~ら、レモンティーかなぁ?という感じ。美味しさは微妙。
角煮の方は日本のコンソメパンチの薄い感じでしたが、中国のジャンクな食べ物に入っている独特な風味があって、私はあれが苦手。時々無性にカップラーメンが食べたくなるのですが、中国人好みの「味の素」なのか、なんとも言えないあの風味を時々感じるので(日清カップヌードルも中国のにはあの味が!)、選ぶ時は勝負です。
こっちでも日本のカップめんが売っていますが、20元(250円)もすると買う気になれず、時々勝負してます。
けれど、日本のカップめんってやっぱり違うなー。


中を開けると、あら?こういうふうに入ってるの?とちょっと意外な形態。
てっきりチップスターやプリングルスと同じ感じに入ってるかと思ったら…
筒状の箱の中、ケースに入っているというのに粉々率高いのが不思議です。
昨日は春節の最後の日、元宵節でした。
日本だと七草粥を食べる頃にはお正月気分は抜けている気がしますが、こちらでは旧暦正月1日から15日までの半月の間、国中が祝賀ムードに包まれています。ここ数日どういうタイミングでなのか、いきなり爆竹や花火が色々なところで起きていましたが、昨日はまた盛大なこと盛大なこと!
音がする方の窓からのぞいて花火を楽しみましたが、ひっきりなし上がったかと思うと、しばらーく止んでシーン。また別の方角で花火の音がするので、そちらの窓に異動。日本の花火のように「たーまやー」などとのんびり楽しむ雰囲気ではなく、もう少し待ってればまた始まるかと思い、ベランダで待っていると寒い!
私が日本に帰っている間、夫は爆竹と花火の音に眠れないほど堪能したので、私だけ家の中をあっちへ行ったり、こっちへ行ったり。
ついつい日本の花火と比べ、しょぼいな~なんて思ってしまいますが、こちらの花火は一般人が上げてる物。
それはそれで火薬の取扱いとか心配になりますが、一般の人達が個人的にこんなに新年を祝っているのは、すごいなぁと思います。花火や爆竹で鬼を追い払って神を迎える風習、さすが縁起を担ぐ国です。
国によって色々行事がありますが、日本の事を考えると、日本人の行事に対する意識ってどんどん薄くなっているように思います。不思議なことに、クリスマスやバレンタイン、ハロウィンなんかは日本の行事ではなかったのに、そっちのイベントは本来の意味を都合のよいようにアレンジして盛り上がっている。
生真面目に考えるより、イベントとして楽しむもまた良し。とも思いますが、日本独自の行事が薄れていくのは残念。そういう私も無関心な一人なので、もう少し興味を持ちたくなってきました。


けっこう低いところで打ち上がってます
マンション上階の人は見下ろすかたち。
上海に来たばかりの頃、日本との交通ルールの違いに随分戸惑った。
まず車が右側通行というのに違和感。これは仕方ないにしても、右折車は赤でも青でもいつでも右折していいようで、歩行者が渡るのを待つドライバーなどいない。青になってもなかなか渡れなかったりする。
車は赤信号で一応停まるけれど、自転車とバイクはいつでもGOなので、それも気を付けなければいけない。日本では歩行者が一番有利な立場にあるけれど、上海では自転車とバイクが一番強い!歩行者が青で渡っているのが、バイクにとって邪魔だとクラクションを鳴らすほどの強気っぷりで、はじめは文句を言ってやりたいくらいムカっときたけれど、いちいちイラついていてはキリがないほど日常なので、いつの間にか怒らなくなっている。けれど自転車バイクは静かにバイクのスピードで近づいてくるので、気付いていない時には今でもビックリする。
バスもだいぶ日本とは事情が異なる。
まず運転がものすごく荒い!しっかりつかまっていないと本当に危ない。運転手さんによっては、クラクションを鳴らしながらグングン他の車を追い抜いて行く。日本だと乗車後お客さんが席に着くまで様子を見てから発車するし、降りる時もアナウンスで停車してから動きましょうと言ってるくらいだが、こちらでは降りたい停留所が近づいて来たら、「降りますブザー」などないので出口付近に近づいて、降りたい意思表示をしなければならない。時々運転手さんが「降りたいヤツいるかー?」と怒鳴っている時がある。乗る人がいなかった場合、意思表示をしないとその停留所では止まらないので、最初から出口付近に立ってしまった場合なんかは、ちゃんと停まってもらえるか心配です。揺れの激しい中、出口に向かうのはなかなかコツがいる。
そして面白いのが、屋根付きテレビ付きの立派な停留所もあれば、簡単なポールのようなのもあるけれど、なーんにもないところもあるのだ!停留所名の札もないし、地面にバスが止まるマークがある訳でもない!信じられないだろうけれど、本当の話。そこに誰もいなくて、私が一番に待つ場合、ここら辺でいいんだっけー?と随分不安だったけれど、少しずれた所に立っていようと中国人は細かいことは気にしないだろうと、今では信じている。だけど、よそ見していたら、ただそこに立っているだけだと思われて、バスが行ってしまうんじゃないかと心配なので、バスが来る方向をずっと見張っていないとならない。
私はその何もないバス停を頻繁に使うのですが、時々中国人に「ここで待ってたら737(バスの路線番号)来る?」と聞かれて、「来るよ」と答える。何気なく答えているつもりだけれど、中国人が知らない事私が知ってるー!とちょっとだけ誇らしいような気分になったりしている。
最初は日本と比べて不便だとか、不親切だとか思ったけれど、それは勝手が違うから当然感じることなだけで、ここでのやり方に順応していっている自分に気付くと面白い。


バスを利用する老人がいっぱいいるけれど、全然バリアフリーじゃない。
妙に高い位置に椅子があったり、デコボコしている。
運転手席のちょっとした台に、お婆さんがチョコンと座っているの見えるかな?
中国の人は色々な場所で色々な物を食べています。
万博のニュースでキュウリを食べている場面はよく日本でも流れました。
バスの中で中華まんを頬張り、込みあう地下鉄の中でとうもろこしを、店番をしながらリンゴをかじり、自転車の見張り番の人も汁物のお弁当とか、食べたければ食べにくい状況(に見える)でも臭いも何もお構いなしです。
「それは美味しいのか?」と気になったのが「ヒマワリの種」
バスの中で、ヒマワリの種を口に入れたと思うとモゴモゴして、ビニール袋にプップッと皮を飛ばしている。時々バス停等でも、これは相当待たされたと思われる量のヒマワリの種の皮が、まるでタバコの吸い殻のように溜まっているのを目撃することがある。いつかは、バイクの二人乗りをした人と信号待ちで隣り合わせた時に2人とも皮をプップップップしていた。
そこまでして食べている「ヒマワリの種」とは一体どんな代物なのか?
夫に聞くと「美味しいよ~」とのこと。
乾燥させた種に塩味が付いたもので、種の中にある小さい実を食べるという。
夫は種の皮を粉々にならないように割り、2枚を重ねて吐き出せる!と言うのだ!確かに外で見かける人も手は使っていないし、吐き出された皮もハムスターの食べた後のような感じだった気がする。
「やってみて!やってみて!」と買ってきてもらったが、「スイカの種」の方が初心者にはやりやすいとのことで、今回は「スイカの種」。
だいぶブランクがあるせいか、街中で見かける人より随分スピードが遅いし、粉々率も高いがすごい!
私もやってみたけれど粉々になってしまうし、口の中で実を見つけるのが難しく、結局出して爪でめくって食べるという感じ。そ~んなに美味しいものでもないけど、美味しいからというより、口の中のこの作業に夢中になってくる感じはある。
そのせいで今私の下唇には小さな口内炎が3個もできてしまって、非常に辛い!我ながら夢中になり過ぎてバカみたい。
「もっと練習すれば、舌が強くなって楽に出来るようになりますよ。」と夫に言われたが、そこまで頑張るつもりはありません。悪しからず。

Copyright © 珈琲を飲みながら in上海 All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog
Graphics by 写真素材Kun * Material by Gingham * Template by Kaie
忍者ブログ [PR]